「荒野のイエスー試練と誘惑」
本間敏雄牧師
マルコ1:9-15、1テサロニケ4:1-12
※音声ファイルはありません
1)四旬節第一主日。「新しい葡萄酒」(2/7)福音は如何にしてできたか。救い主の苦難と死によってと語る。
2)「それから」(12)(直ちに文語)。前後を強く繋ぐ語。受洗と天声直後「荒野に送り出した」(逐おいやった文語)。美しい虹から奈落の滝壺へ(創世記3:23)。
3」マタイ、ルカ並行記事と違い断食も誘惑内容、勝利もない。違いは野獣と天使。イエスの行い言葉なく「いた」だけ。
4)「野獣と一緒にいた」。①吠える獅子ライオンのように食い尽くそうとしたが天使達が防いでいた、②終末の救いの預言の成就、勝利者イエスの姿(イザヤ65:25)。荒野の試み、誘惑場面から①自然。「いた」踏み留まった。
5)ペトロの手紙、試練試み苦しみ多出(1ペトロ5:8)。初代教会を襲ったローマ帝国迫害背景か(シェンケヴィッチ「クオ・ヴァディス」)。「キリストも」(1:17,18)。
6)「思い煩い神に任せ、身慎み信頼に踏み留まれ、神強め力づける」(5:7、9、10)。
7)弟子マルコこの言葉知っていて野獣に初代教会の人々重ねた。文脈も洗礼者ヨハネ投獄、獄死(マルコ1:14、6:27)。政治権力の野獣は大戦中日本でも。
8)荒野の野獣は内的。神への信頼損なう恐れ、不安、不実な思い。しかし天使達仕え守っていた。
9)「天路歴程」(J.バンヤン)。クリスチャン人生を寓話的に描いた。ある細い道に吠え猛る獅子。足すくみ動けず進めない。よく見ると足が太い鎖で繋がれ口先があと少しで届かない。恐る恐る通って行った。ペトロの手紙のイメージ。
10)試練好む人いない、誘惑も。人生、辛く苦しいこと多い。明白に悪いこと誘惑、信仰弱める試練。峻別できないが「身を慎み目を覚まして~」「信仰に、恵みに踏み留まり~」(1ペトロ5:8,9,12)。「苦難は忍耐を、忍耐は錬達を、練達は希望を産む」(ローマ5:3,4)。
11)イエスは試みられ神の子、救い主として備えられて行った。人を救い何かするよるもされること、救われ守られること。委ね信頼して生き、留まること学び、救い主としての基本になった。
12)様々なことに出会うが信仰に、恵みに踏み留まり歩んで行きたい。「苦難は忍耐を、錬達、希望を産む」。四旬節祈り目覚めて、一人一人に備えられている生活の道、人生の道を歩んで行きたい。